ぴーがぶたまご日誌

いい加減なひとが、自分のメモ用にいい加減なことを書く

オッサンを実感した話

先日、友人宅で飲み会をした。

友人は大学時代のサークル仲間であり、歳はバラバラである。


男29歳A←彼の家で飲んでいる

私27歳

女24歳B

女22歳C


の4人であった。大学の仲間なら年齢差おかしくない!?となるが、それはこのサークルがちょっと変なだけである。


そのうち、Cが終電で帰らなければならないと言った。あと1時間ちょいである。じゃあその間なんかするか、となって丁度AのiPadからYouTubeの音声が流れていたので、じゃあCが帰るまでにCの好きだと思うアーティストをYouTubeで流してみて、Cに判定してもらうゲームをしようということになった。


私は勝てる!と思った。私の中には女子=このアーティストという方程式があったからだ。

先にAが曲を流した。椎名林檎の「丸の内サディスティック」であった。

ヤベェ!コイツも初っぱなからガチで勝ちに来てる!やられた!と思った。

しかしCの反応は微妙であった。

お?これはイケる???

私は切り札、YUIの「チェリー」を流した。私の青春時代と言えばこれ。私の中高時代は女子はみんなカラオケでYUIみたいな声でYUIの歌を歌っていた……

しかしCは「う〜ん、まあ確かに…」って感じだった。しかも最後までYUIを"YUKI"って言ってた。


絶望であった…めのまえがまっくらになった………

そしてBはCの彼氏が好きなアーティストが好きなんじゃないかと予想し、ポルノグラフィティをかけたが、それもあんまりだった…


我々はその後も果敢に挑んだが、尽く破れさった。

遂に我々は負けた…遂に観念してCに聞いた。「Cちゃんは何が好きなの?」

そしてCが流した曲は…


『女王蜂』………!!!!


負けた…完全に………頭にじの字も思い浮かばなかった…これがネオンジェネシスか…


椎名林檎とかYUIとか、今思えば加齢臭の塊であった。女王蜂…その響のなんと艶やかで瑞々しさを孕んでいることか。


第二ラウンドをそのヒントを頼りに決行するも、もはや我々の牙城はボロボロであった。見当はずれの曲を流し続け、最終的にCの選んだアーティストは「SEKAI NO OWARI」…


我々のライフは0だった。これ以上動くことすら出来ないほど粉微塵にされ、自分がオッサンであると言う現実を突きつけられた…


最後に私はセカオワという回答を受けて、

WANDSの「世界が終わるまでは…」を流した。

そしたらCは

「わからない…」













^_^